九州と東京を結ぶブルートレイン『あさかぜ』『富士』が、本日をもって遂にラストランとなりました。(涙)
今を去ること30ウン年前、北九州から『あさかぜ』に乗って東京へやってきました。
ちなみに、集団就職ではありません。悪しからず。(笑)
私たちの年代では、九州から東京へ向かうというと、まだまだ飛行機の時代ではありませんでした。
暗くなった外を小さな窓から見ながら、夢や希望、そして不安、そういった想いを抱いていたものです。
新たな人生をスタートするため、気持ちを整理するに十分な時間と空間を提供してくれました。
決して飛行機では得られない貴重な時間だったといえます。
多分、多くの九州出身者にとって、その想いに共通するものが多かれ少なかれあるはずです。
もう既に、東京に住んでいる年数の方が上回ってしまいましたが、今こうして思うと、『あさかぜ』というのは、大人への原点だったのでしょう。
時代の波とか、採算とかを考えれば致し方のないことかもしれませんが、それでも残しておいて欲しかった…。
ゆとりというか、なんだかそういうものがどんどん無くなっていく、そんな象徴のように思えてなりません。
北海道方面へは『北斗星』や『カシオペア』があり、未だに人気を博しています。
九州方面にも、いつの日にか、再び『あさかぜ』や『富士』が帰ってくることを願い、今は、
お疲れさまでした!そして、ありがとう!
という気持ちで一杯です。
とはいえ、九州方面はJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州と4社も絡んでいますから、なかなか難しいものがあるように思えますが…。